9月FOMC利上げでも株は買い!?

来週9月20~21日は日米で重要なイベントが行われる。

 

今の相場は金融相場だから、政策、特に金融政策によって相場は大きく変動するのだ。

 

今日は米国のFOMCについて考えてみる。

 

当局高官のタカ派、ハト派の発言によって相場が乱高下しているが、もっと大きなトレンドを掴まなければ、場当たり的な反応をする三流投機家の行動に翻弄されてしまう。

 

結論から言えば、9月FOMCにて利上げしても、現状維持でも株の買いスタンスに変化はないだろう。

 

なぜか?

 

今の米国経済は利上げできるくらい回復しているということである。

 

現状を正しく把握し大きなトレンドを把握できていれば、利上げで株が下がっても買えばいいだけだ。

 

現状分析ができない三流投資家は、「利上げ ⇒ 株下落 ⇒ 景気下降 ⇒ 株売り」といった目の前の相場に対する場当たり的な反応しかできないのだ。

 

とはいへ、敢えて9月利上げの有無を予想してみよう。

 

イエレンFRB議長は8月26日にジャクソンホールの講演にて、利上げにに対する前向きな姿勢を示していた。

 

「Indeed, in light of the continued solid performance of the labor market and our outlook for economic activity and inflation, I believe the case for an increase in the federal funds rate has strengthened in recent months.」

 

(確かに、労働市場の継続的な堅調なパフォーマンスおよび経済活動やインフレの見通しを踏まえると、私は追加利上げの論拠がここ数か月で高まったと確信する。)

 

ここで注目すべき1つが、主語が「I」、つまりイエレンFRB議長の見解を示したということだ。

 

なぜ、これだけイエレンFRB議長は米国経済に強気なのか?

 

どこを見ているのか?

 

米国経済の方向性を決める要因は?

 

米国のGDPの7割は個人消費だ。

 

つまり、個人消費の動向が米国経済の方向性を決める最大要因なのである。

 

では、個人消費の方向性を決める主因は?

 

そう、賃金である。

 

それも、名目ではなく、実質賃金の動向が重要となる。

 

直近の米国の賃金動向は?

 

時間給上昇率が前年比で+2.4%であり、前月からは伸び率が鈍化しているとはいへ上昇している。

 

そして、PCEコアデフレーターが前年比で+1.6%なのだ。

 

そう、「2.4%-1.6%=+0.8%」と実質賃金はプラスを維持しているのだ。

 

だから、米国の住宅販売や自動車販売などはすこぶる好調なのだ。

 

更に、今の米国1年ゾーンの国債利回りは0.6%程度、5年国債ですら1.2%だ。

 

そう、実質金利も未だにマイナスであることから、少々利上げしたところで、米国経済への影響は軽微だろう。

 

今の米国は断続的に利上げをするのでないのだから。

 

だから、イエレンFRB議長は利上げに対して前向きなのだ。

 

「利上げ ⇒ 株安」といった呪縛に呪われている三流投資家は、トレンドが変化する局面には必ず大幅に投資行動が遅れカモにされることが常だ。

 

なぜならば、「利上げ ⇒ 株安」の環境が長かったため、この発想の転換に時間がかかることとなる。

 

これが、認知バイアスと心理的要因だ。

 

もちろん、誰もが主観的な様々なバイアスから逃れることはできない。

 

しかし、それを認めた上で可能な限り客観的に論理思考を突き詰めれば、他の投資家よりも正しい判断ができる可能性が高まるのである。

 

何となく生きていると、目が覚めた時、既に時代は変わり手遅れになりかねない。

 

投資家たるもの常に一歩先を見る目を鍛えねばならないのだ。

 

さぁ、私も頑張って一流を目指します!

 

では、ほな、またね!

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