英国EU離脱!日本への影響とは!?

今日は久しぶりにボラタイルな相場で少し度胆を抜かれた!

 

前場は英国EU残留が優位との報道で日経平均も300円以上上昇しており、あ~、すんなりこれでこれまでの溜まりまくったショートカバーが入っていくのかなと。

 

しかし、離脱(ブレグジット)は優位との報道が勢いを増すにつれて目を見なるボラタイルな相場に変貌してしまった。

 

1日のドル円の変動幅は6円を超えて85年を以降で最大となり、1ドル99円台まで円高が進行した。

 

やり過ぎだろ!

 

そして、日経平均株価も当然ながら暴落し終値が14,952円と年初来安値を更新し、下げ幅は前日比1,286円で史上8番目を記録した。

 

なんでこんなに下がるのか?

 

一体誰が日本株を売っているのかわかるだろうか?

 

冷静に考えてほしいが、午前中のメディアの報道で残留優位で大きな買いを入れて、後場に離脱優位と聞いて一気に売る投資家って?

 

そう、こんな一喜一憂する超短期の売買をする投資家は投資家ではない!

 

投機家なのだ!

 

ヘッジファンド、イナゴ投資家の個人投資家、そしてコンピューター売買のアルゴ取引が主導しているのだ。

 

しかし、大きな相場のトレンドを作るのはあくまで長期投資家の資金であることを忘れてはいけない。

 

年金や投信などのロングオンリーのファンドを運用しているファンドマネジャーは前場売って、やっぱり買って、やっぱり売るなんてことを1日の内にすることはほぼ皆無だ。

 

あくまでも中期的なトレンドを想定して、できるだけコストをかけないためにも回転率を抑えながら運用するのが常道なのだ。

 

でも、不思議に思っている人も多いだろう。なんで、日本株が8%も1日で下落するんだとね。

 

震源地の英国は今は23時30分だがFTSE100株価指数は2%程度しか下げていない。

 

米国もNYダウが2.4%程度しか下げてない。

 

なのに、なんで日本株は英国の4倍近くの8%も株価が下落するのだ!?

 

この理由がわかるだろうか?

 

そう、この海外マーケットの反応からも前回も当ブログで書いたが英国EU離脱の影響は実はそんなに懸念されていないのだ!

 

懸念を煽ってアタックしているのがヘッジファンドであり、それに群がるアルゴ取引や個人投資家が更に相場の下落を悪化させているに過ぎないのである。

 

では、なぜ日本株と日本円が突出してボラティリティが高いのか?

 

それは、日本の内需が低迷し政策対応期待(日銀)が急速にしぼんでいることから売り崩しやすいとヘッジファンドは考えているのだろう。

 

日本は2013年に消費税を引き上げてからGDP減少しテクニカルリセッションに陥るほど内需が悪化している。しかも、このような状況でも日銀は追加緩和を行わず現状維持を決め込んでいる。

 

この状況で積極的に買い手が現れるはずもない。しかも、日本株の売買代金の7割は外人投資家であり、下がったところを買い向かえるほどの勇気と知性を兼ね備えた国内投資家はほぼ皆無という状況だ。

 

そして、更に状況を悪くしているのが、日本株市場は高速高頻度取引(HTF)の規制が世界でももっとも遅れておりやりたい放題の状況だから、AIを搭載してアルゴ取引が相場をオーバーシュートさせることに一役も二役もかうことになっているのだろう。

 

また、日本は内需が米国はじめ他の先進国と比べ悪いからこそ外需が注目されるのだが、6円も円高にふれると内需の下支えが無い分、日本株の下落が相対的に大きくなってしまうのだ。

 

そう、日本は内需が悪いからこそ外需が期待される状況なので為替と株の連動性が高いのだが、それも投機家は熟知しているからこそ為替と株価の両方からアタックすることで、より効果的に相場を動かし稼ぎまくっているのであろう。

 

では、日経平均株価はどこまで下げるのだろか?

 

恐らく一般的な予測の仕方からすると、リーマン後の安値である7,054円から高値の20,868円までの上昇幅が13,814円であり、その半値押しの13,900円程度が次の下値と考えるのだろう。

 

まぁ確かに投機が勢いづけば瞬間的にはあるかもしれないが、14,000円を割る可能性も低く、もし割れば次の下値を模索するとメディアは悲観論を言うだろうが、そこは買って買って買いまくる局面との認識でいいだろう。

 

なぜならば、PBR1倍が14,500円程度であり今の日本企業の収益状況からすると増益基調であるためPBR効果がより期待できる環境なのだ。

 

日本企業が赤字だったりデフレで資産価値が下がり続ける過去の様な状況では今のPBR1倍は1年後には資産価値が減少するから今のPBR1倍自体が担保されないのだが、今のその逆で1年後には資産が増える状況だから今のPBR1倍はもっと割安感が出る状況なのである。

 

決してマス情報に流されては勝ち組には入れない。

 

どんな状況であっても蛇に睨まれた蛙になりフリーズしてはならないのだ。

 

あくまでもクールヘッドで相場を見れば収益チャンスを見出すことが可能なのだ。

 

あと、マーケットで言われている懸念について簡単にふれておく。

 

イギリスEU離脱で景気への影響が懸念されているが、これは杞憂に終わるだろう。

 

なぜか?

 

そんなもの懸念がでれば政策対応するだけだからだ。

 

そして、政策対応する方向で動いているではないか。

 

かつての日本の東日本大震災や熊本の震災、世界的に言えばリーマンショックなども景気への懸念がされたが正しい政策対応すればすぐにマーケットは回復したではないか。

 

そう、政策分析をきちんとできて、政策動向を見ていれば他の投資家よりも一歩早い投資戦略を構築できるであろう。

 

なんせ、今は超短期の投機家が溢れているのだから。

 

あと、他の欧州主要国の反EU、反ユーロの動きへの懸念されている。

 

まぁ、当然ながらユーロやEUの存在意義が問われ、その動きも出てくる可能性は高い。

 

しかし、これも既に世界的にも認識され政策対応の流れとなっている。

 

そもそも、英国EU離脱は不景気がベースにある。

 

そして、ギリシャ、イタリアなど債務懸念国の不満も同じで長い不景気がベースにあるのだ。

 

だからG20でも、伊勢志摩サミットでも言っていただろう。

 

財政出動が必要なんだと!

 

そう、今は確かに様々な懸念材料は存在するが、それに対する政策対応の流れがあることから、下落後の回復がイメージされやすい

相場なのだ。

 

まぁ、これから具体的に出てくる政策次第ではあるが・・・

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