相場を動かしている奴らの正体がわかっただろ?

先週末1月22日の日経平均株価は前日比941円高と恐ろしいほどの上昇を見せましたね。

 

その前日の21日は前場の日経平均は400円程度のプラスの場面もあったが、後場は下落に転じ約400円下げて引けました。

 

その日中の変動幅は約800円と非常にボラタイルなマーケットです。

 

 

誰が相場を動かしているのか?

 

 

500兆円を超える日本株式市場をこれだけ派手に動かしている投資家とは一体だれなのでしょうか?

 

これがわかれば今の相場を支配している黒幕もわかります。

 

まず、運用資産の規模で最大なのは年金マネーです。

 

でも考えて見て下さい。年金マネーが怒涛に株を買った次の瞬間に怒涛に売ると思いますか?

 

それはほぼありえませんね。

 

もちろん、彼等こそが相場の大きなトレンドを作る力を備えてはいますが、彼等は長期投資家であって、動きは最も遅い慎重で臆病

 

な性質の投資家なのです。

 

では、デイトレーダーが売り叩き、次の瞬間に買い上がるのでしょうか?

 

それもほぼありえませんね。

 

デイトレーダーに株を他の投資家に率先して売り叩き、買い上がるだけの投資判断を下せる能力は残念ながら持ち合わせていないでしょう。

 

せいぜいが、その場の雰囲気に支配されて売買し、運よくトレンドに乗っていいる時は含み益を享受できる程度か、もしくは逆張り

といへば聞こえはいいですが値頃感といった感覚での売買が関の山でしょう。

 

何かの信念に沿って怒涛に売買できるだけの投資判断を見つける能力はほぼ皆無でしょう。

 

では、一体の今の相場を動かしているメインプレーヤーとは?

 

そうですね。ヘッジファンドでしょう。

 

一部の短期売買を繰り返す投機家集団です。

 

ヘッジファンドといへば何だか得たいの知れない凄い奴らと思いがちですが、大した奴らはほんの一部で、大半は大したことない投機家です。

 

とはいへ、更に輪をかけて大したことない投資家で溢れているのが、この株式市場ですから、大したことない投機家であってもそこ

 

そこは儲けることが可能なのです。

 

実はヘッジファンドの資金は一般的なイメージより市場全体からみれば大したことないのですが、彼らはレバレッジをかけて資金を膨らませ、しかも売り崩す時は不安心理を市場に植え付けることで買い手不在のなかで一気に仕掛けてくるのです。

 

まさに、小が大を制すための投資戦略を構築し効率よく稼ぐのです。

 

 

ロボットが日本株式市場を牛耳っている?

 

 

コンピューター売買が世界中のマーケットで幅を効かせていることは様々なメディアで耳にしたことはあるでしょう。

 

そう、高頻度高速株取引の脅威、影響力は数年間の比較にならないほどに高まっているのです。

 

この脅威が世界中に明るみになったのが、2010年5月6日にわずか数分の間にNYダウ平均株価指数が1000ドル近く下落し、この現象はフラッシュクラッシュと名付けられました。

 

この2010年当時は日本株式市場での高速取引(ハイ・フリークエンシー・トレーディング)の割合は売買の10%程度と言われていました。

 

しかし、今はどれ程になっていると思いますか?

 

なんと!2015年時点で東京株式市場の売買の約7~8割と言われています。

 

このコンピューター取引って、超一流のプログラマーとかハッカーとかが設計したプログラム取引、つまり決まったパターンに沿っ

て売買するアリゴリズム売買なのです。

 

そう、彼ら幅を効かすアルゴリズムトレーダーは経済予測のプロではなくパターン認識を解析しプログラムを組むプロなのです。

 

そして、このプログラムはどこもかしこも似たり寄ったりのものになるため、売り買いの方向な同じなので、フラッシュクラッシュ

 

現象が大なり小なり頻繁に起こるのです。

 

今の日本の株式市場もそうなのです。

 

ヘッジファンドの華麗なる売り崩しと、このアルゴリズム取引、更に個人投資家やプロでさへ不安心理か売らされているのが今のマーケットなのです。

 

でも、これは実体経済の水準からかなり下方へ乖離した状態なのです。

 

これを理解している投資家からすれば、今の株式市場はまさにバーゲンセール

 

一方で何が起こっているか理解できない投資家からすれば恐怖とストレス以外の何物でもないでしょうね。

 

 

投機家は何を見て投資判断を下しているのか?

 

 

では、彼らヘッジファンドは何を見て投資判断しているのでしょうか?

 

これは先週の相場を見れば理解できるはずです。

 

21日に前場に400円程度上昇してたものが、後場になり急速に下落に転じましたが、そのキッカケは黒田日銀総裁のマイナス金利導入を否定する発言が伝わったことだとメディアでは報じられてますね。

 

まぁ、確かにそうなのですが、もっと正確に言えば、マイナス金利導入なんて効果は限定的だからどーでもいーのです。

 

ポイントは日銀が追加緩和に動く気配があるかどうかなのです。

 

そして、22日に日経平均株価は1000円近く上昇しましたが、この主因はECBのドラギ総裁が3月に追加の量的緩和を示したことです。

 

これからかも、ヘッジファンドが何を見て投資判断を決めているのかわかるでしょう?

 

そう、金融政策なのです!

 

今、主要国の最大の課題は何ですか?

 

そうですね、低インフレ(欧州はデフレ)からの脱却です。

 

この課題解決への鍵を握るのが金融政策なのです。

 

いや、もっと正確に言うと金融政策と財政政策の合わせ技であるポリシーミックスが理想なのですが、財政政策は財政均衡の制約のもとでなかなか各国とも発動しにくいのが現状です。

 

となれば、最もスピーディーにかつ経済へ速攻性のある金融政策にスポットが当たるのは当然ですね。

 

そして、多くの投資家はこの重要性にすら気づいていないのです。

 

 

相場の方向性を決定づけるものとは?

 

 

彼ら投機家が何をベースに投資判断を下しているのかは先週の相場動向からも明らかになりましたね。

 

そう、金融政策なのです。

 

しかも、この金融政策のみならず経済政策が実体経済、株式市場に及ぼす影響力を最も理解しているのも、悲しいかな彼ら投機家なのです。

 

この経済政策の重要性と、その政策の波及経路、波及効果を理解できない陳腐な投資家たちは彼ら投機家のカモとなってしまっているのが悲しい現実なのです。

 

 

今後の日本株は上がるのか?下がるのか?

 

 

では、今後の株式市場の方向性を予測するポイントはわかりましたね。

 

そうです。次のポイントは1月28、29日の日銀金融政策決定会合にて日銀の追加量的緩和があるかどうかなのです。

 

市場の予測では、今回は日銀は追加緩和はないというのがコンセンサスとなっていますね。

 

先週のマーケットでも黒田総裁が今はまだ追加緩和は必要ないと言ってたと失望するコメントをメディアは流していましたが、アホかと。

 

会合前に、実は追加緩和をやろうかと考えているんですよ、なーんて言うバカがどこにいるのでしょうか?

 

今の日本経済に追加緩和は必要か?外部環境は?内部環境は?日銀の緩和の基準は?日本の政治スケジュールは?などなど客観的事実から予測する定性判断こそが一流と二流を分かつのです。

 

一流投資家へ近づくためにも、様々なシナリオを考えてみましょう。

 

私の結論だけを言うと、現時点では、今の日本株式市場、経済環境からすれば、1月末での日銀の追加緩和は必須であり、追加緩和

を実施することをメインシナリオにしてストラテジーを構築しています。

 

さぁ!考えてみましょう!

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