日銀のマイナス金利の影響と効果

今週29日に日銀金融政策決定会合が開催されるが、まさに今後の相場を方向付ける重要なイベントだ。

 

巷では日銀の金融政策の限界だとかトンチンカンなコメントが頻繁にメディアに流れている。

 

金融政策に限界などないことは元FRB議長バーナンキ氏も言っていたではないか。

 

買い入れるものは国債だけではない。

 

ETFでも社債でも地方債でもいくらでもあるではないか。

 

リーマンショック後のFRBは住宅ローン証券を100兆円以上買い入れたことが、今の景気回復に繋がっているのは明らかだ。

 

日銀もリスク資産を買えばいいだけなのだが。

 

そういうと日銀が買った後に値下がり含み損になれば日本の信認がなどとふざけた事をいう輩が出てくる。

 

無尽蔵にお金を刷れる日銀が本気を出して負けるはずがないだろ。

 

量的金融緩和が効果がないと主張する識者がいるが、ないわけないだろ。

 

お金を刷り続けてインフレにならないなら、無尽蔵にお金を刷って何でも買いまくれることになるだろう。

 

そんな世界はないのは常識的に考えてもわかるはず。

 

お金を刷り続ければどこかでインフレになるのだ。

 

だから、量的金融緩和は100%効果がある。

 

しかし、日本の物価は上がらないではないかって?

 

そう、金融緩和の量が足りないのだ。

 

だ・か・ら、追加緩和が必要なのである。

 

そして、物価が上がり出すとインフレに強い資産は?

 

そう、株や不動産などリスク資産だ。

 

そうなのだ、インフレを起こすことができる日銀が本気でやれば必ず物価は上がるのだから、日銀が株やETFなどリスク資産を買うことは何もリスクではない。

 

ある意味出来レースと言っていいくらいだ。

 

もちろん、本気でインフレにする決意と行動が必要だが。

 

だから、米FRBは住宅ローン証券を100兆以上も一気に買い上げ、見事にインフレの方向へ導き、今は市場最高値で株価が推移しているのだ。

 

本題に入るが、日銀の金融政策の限界論が叫ばれ、日銀の追加緩和の本命がマイナス金利の深堀だと本気で考えている学者も少なくないようだ。

 

本気でマイナス金利の深堀が効果があると思っているのか!?

 

1月末のマイナス金利導入は日銀に付利がついていると、量的緩和をしても日銀の準備預金に豚積みになり効果が限定的になるから、それを防ぐために導入したのだ。

 

しかも、今は既にイールドカーブが過去にないくらいフラットになっているのに、更にマイナス金利幅を拡大させても意味がない。

 

なんせ、今の日本経済に必要なのは金利の低下ではなく、量の拡大なのだから。

 

先程も言ったが、デフレからインフレにするにはお金の量を拡大せねばならない。

 

そして、このお金の量は、以前も話したが日銀の供給量だけでなく、市中のお金の量、すなわちマネ―ストックの拡大が必要なのだ。(⇒ ⇒ こちらをご参照ください

 

だから、日銀の追加緩和は量と質(ETF増額)が効果的なのである。

 

マイナス金利幅を拡大したところで意味はない。

 

逆に、質と量を伴わない場合は株安・円高になるだろう。

 

なぜだかわかるだろうか?

 

1月末の日銀マイナス金利導入で、瞬間的には日米金利差拡大から円安に振れたが、その後は急速に円高となった。

 

これは、マイナス金利だけでは日本の景気回復には繋がらない、すなわち物価は上がらないことから失望から期待インフレ率が低下したのだ。

 

つまり、将来の物価上昇期待である期待インフレが下がったことから、物価の安い国の通貨は高くなるので円高に振れたというわけだ。

 

こんなことは過去の例からも想像できるはず。

 

日本はずっと金利低下してきたが一向に景気回復しなかったではないか。

 

そう、金利低下だけでは景気は良くならず物価も上がらないのだ。

 

それは、マイナスまで下げても同じことだ。

 

そう、今の日本には量的緩和と質的緩和、しかも大規模な政策が求められているのだ!

 

黒田さん、期待してまっせ!!!

 

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