円安、株高のトランプ相場は終わりか!?

年明け以降、日本株はなかなかボックス圏が抜け出せない状態が続いている。

トランプの政策期待も剥落し、米国金利も横ばいで円高推移し、4月~5月にはフランス大統領選挙も控えていることから、今後の日本株見通しに強気になれない投資家が多いようだ。

しかし、ここで改めて声を大にして言おう。

日本株は歴史的な大幅上昇の局面が間近に迫っている!とね。

足下の投資部門別別売買動向から、今年に入り個人投資家も信託(年金基金)も売り越しているこからもアマもプロも相場に強気になれないでいることがわかる。

一方で、証券会社の自己売買部門が9週連続で買い越し、9週間合計の買越額は1兆9173億円に達しいるが、これは日銀のETF買いに伴うものであり、証券会社がETF組成で株を買い、それを日銀が買うためである。

また、海外投資家も売り越しを続けているが、これは日本株を悲観的に見てのことではなく、相対的な魅力度から日本株市場から資金を移動させているだけだろう。

では、海外投資家はどこに資金を移しているのか?

そう、米国株である。

トランプ大統領の保護主義政策に悲観的な見方を一部メディアは昨年からずっと報じているが、これは単にイデオロギー的な反発であり、これを真に受けて株式投資に消極的だった投資家は大きな収益チャンスを逃してしまっている。

米国は循環的な景気回復に入っている中で、超金融緩和を維持(金利は引き上げたが量は維持)し、更に巨額な財政出動を行おうとしているのだ。

これが何を意味し、どれ程のインパクトがあるかを理解している投資家が史上最高値を更新し続ける米国株を高値圏でも買っているのだろう。

単純に過去との値段の比較からしか相場を理解できない投資家からすれば、こんな高い値段で買えないとしり込みしてしまうだろう。

しかし、米国株は史上最高値を更新し続けており、まだまだ続く可能性が非常に高いのだ。

米国は相場サイクルからすれば、金融相場から業績相場への移行期である。

トランプ相場は終わりだとか弱気になっている国内投資家は多いようだが、全く相場の本流が見えていないと言っていいだろう。

トランプ大統領誕生の背景を理解しているだろうか?

そう、低インフレが格差を拡大させる事はピケティがデータで証明したが、この低インフレの長期化から格差社会の拡大が臨界点に達したことにある。

だからこそ、これまでの常識なら不景気に行う財政対策を、循環的な景気回復の中で、しかも巨額に財政出動を行うことで、景気回復を加速させ高インフレに移行させようという政治の流れとなっているのだ。

そして、この経済政策は政治の結果としてアウトプットされるものであることから、トランプ政策の規模は幾分か縮小はあるだろうが、大きな流れは変わらないだろう。

オバマケア修正案の採決断念されたくらいで、トランプ相場の持続性に懸念を持つ者は、大きな時代の流れが見えていないのだ。

一方で日本株はどうか?

年明け以降、ボックス相場から抜け出せずダラダラとスッキリしない展開が続いている。

なぜ、日本株は重いのか?

それは、円高が重石になっていることは明らかだろう。

では、なぜ円高基調で推移しているのか?

それは、国内景気の回復が相対的に弱いからである。

物価上昇率が相対的に弱い国の通貨が高くなるのは経済学の常識である。

それでも日本株は買いなのか?

そう、歴史的な買い場と後から振り返れば理解できる日がきっとくるだろう。

なぜ、そんなに強気かって?

日本はまだまだ金融相場が続くこととなり、しかも日本株や物価動向に危険な兆候が現れると日銀は更なる金融緩和の強化に動くこととなる。

今でも日銀は日本株を年間6兆円買うのだが、このインパクトも多くの投資家はあまり理解していないようだ。

年間6兆円も買う投資家なんて、これまで海外投資家以外にはいなかった。

しかも、日銀は買いのみで売らないのだ。

つまり、自社株買いと同様に需給が締まり株高要因へと時間が経てば経つほどその効果が強化されることとなるのである。

政策次第で経済も株式市場も一変することは、100年に1度の危機と言われたリーマンショックの震源地である米国が巨額な金融と財政の政策でいち早く回復し、一方でショボイ政策しか日本が先進国で最も景気が悪化した事実からも理解できるだろう。

そして、今は日米主導で景気拡大へ向けた動きとなっている。

いずれトランプ相場が勢いを取戻し円安、日本株高へ回帰する事は、今の経済、政治などの環境を踏まえると必然としか思えないのだが。

周回遅れの日本はまだまだ金融相場の局面が続くが、相場サイクルの中で最も妙味のある局面はどこかご存じだろうか?

そうだ、金融相場が最も上昇率が高くなるのである。

日本は20年近くデフレが続き金利は低下し続けたことから、どうもデフレマインドから抜け出せない国内投資家が多いようだ。

だから、個人投資家も年基金基金も売り越している。

しかし、これはまだまだ日本株を買う投資家が多分に存在していることから、日本株の上昇ポテンシャルは相当にあると見ていいだろう。

投資はゼロサムであり、しかも、投資の世界は実社会よりも超格差社会である。

そう、一部の勝ち組になるには少数につかなければならない。

しかし、少数の勝ち組の極に入るには、大多数が間違っている根拠を捉える知性と、大多数の逆を行く勇気が必要となるのである。

さぁ、日本の夜明けは近いぜよ!

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