三流投機家に惑わされるな!

本日は久しぶりに大幅下落となり日経平均株価が▲393円安の16,562円で引けた。

 

本日の株価下落の要因は?その背景は何のか?

 

まぁ、これは誰でもわかるだろう。

 

そう、円高だ。

 

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ここ最近は特に為替と株価の連動性が高まっていることからも、昨日の海外市場でドル円が110円台から108円台まで急速に円高となり、先物で日本株も下落した動きは把握しているだろう。

 

では、何で円高に振れたのか?

 

マーケットでは、日本の消費税増税の先送りから日銀が追加緩和を遅らせるとの観測が広がっただとか、冴えない中国や欧州の製造業データからリスク回避の円高が発生したといった解説が目に付く。

 

しかし、これらは単なる後付のそれらしい理由を並べているに過ぎないだろう。

 

本当にこんな事を想定してトレードしているならば、その投資家は三流以下だ。

 

そう!

 

そうなのです!

 

三流以下の投資家、いや投機家が跋扈しているのが今のマーケットなのである。

 

かの超一流投機家のジョージ・ソロスが最近言ってましたね。

 

近年はショーもないヘッジファンドマネージャーが増えたと嘆いてました。

 

ショーもない奴でもヘッジファンドマネージャーになれるの?って思うかもしれませんが、それが実は結構簡単になれるのです。

 

なんせ、金余りな上に不景気でリスク資産が不安定だから、どんな相場局面でもプラスの絶対収益を狙うヘッジファンドへの需要は高いのです。

 

だから、しょーもない奴でも何か凄そうなヘッジファンドマネージャーになれちゃうのだ。

 

そう、ソロスが嘆くのが私にはよくわかる。

 

なんせ、つまらないバカバカしい材料をネタに仕掛けて相場が大きく変動するのだから。

 

今回のリスク回避(?)の円高も、この三流投機家たちのトレードと見ていいだろう。

 

しかし、彼ら三流投機家の仕掛けたトレードにより歪んだ相場はいづれ戻る

 

なぜならば、現実の経済が彼ら三流投機家が想定させた様にはならないからだ。

 

今のマーケットには、三流投機家やそれに追随するアルゴリズムトレーダー、更にイナゴ投資家といった短期攪乱要因がてんこ盛りなのである。

 

しかし、所詮は三流であり、本質がわかっていない短期投機家は遅かれ早かれ退場することになるので、そんな彼らのトレードに惑わされてはいけない。

 

そう、日本株はこれまでも何度も言っているが買いなのだ。

 

市場では、消費税先送りしたことや、米国利上げ6月ないならば、日銀の6月追加緩和がないのではないか?といった懸念を示すメディアの発信を目にする。

 

バカなのか?

 

なんで消費増税先送りしたら、日銀は追加緩和をしないでいいのか?

 

消費増税先送りしても2014年の増税の影響で日本は低迷しており、その状況は何も改善しないんだから、日銀の追加緩和は必須と考えるのが当然ではないか。

 

もちろん、6月の日銀金融政策決定会合で4月の様なゼロ回答ならば、三流投機家だけでなく、一流投機家も短期的には売りで仕掛けてくるだろうが。

 

しかし、1-3月GDPも実質はゼロ成長で需要も弱い日本経済を踏まえると、来年半ばに2%の物価上昇を達成するには、どう考えてもやる可能性が高いだろう。

 

しかも、7月の参院選も控えていることからも株高を演出したいインセンティブもあるだろう。

 

そして、サミット主催国の日本が財政対策をショボイもので茶を濁すことも考えにくい。

 

日本の内需回復は米国も強く望んでいるからこそ、超一流のノーベル経済学者のポール・クルーグマンやスティグリッツが安倍首相にレクチャーしていたのだ。

 

今の安倍政権、日銀はデフレ脱却のために何をするべきかを理解している。

 

まぁ、黒田日銀総裁は、物価目標時期を延期しすぎだから、6月追加緩和せずにまた延期なんてしたら外人は本気で怒っちゃうかもね。まぁ、そんなばかなことはしないだろうけど。

 

よって、今の日本株は次の大イベントである6月の日銀金融政策決定会合を見ながらのボックス相場が続くであろう。

 

そして、このイベントで日本株が着火され発射される可能性も高そうだ。

 

多くの投資家はイベントを確認してからでないと動けないと言うが、そんな投資家は5流以下だろう。

 

投資とは限定的な情報をベースに解を導くものだからだ。

 

そもそも、完全情報なんてありえないし、そんなもの出た瞬間に動いても収益を得ることはできない。

 

如何に不完全な限定情報から未来を正しく予見できるかが一流投資家には必要なのである。

 

あっ、私もまだまだ一流には程遠いのだが・・・

 

話が逸れたが、日本の状況だけでなく米国が更に好調なことが日本株にもプラスなのだ。

 

米国は利上げし更に利上げも控えていることから、米国失速懸念が昨年、今年の年初と浮上したが、どれも杞憂であった。

 

そう、米国経済減速懸念で売っていたのも三流投機家が主体だろう。

 

そもそも米国景気はすこぶる強いのだ!

 

住宅や自動車がバンバン売れているだろう。

 

こういった高額商品が売れるのは本格的に景気回復しなけりゃ売れないのだ。

 

消費回復が本格化してきている証拠なのだ。

 

ん???

 

では、もうそろそろ米国もピークアウトするのでは?

 

NO!

 

米国の実質所得は伸びている。物価上昇以上に所得が伸びており、これが消費を牽引しているのだ。

 

そう、米国経済のGDPの7割は個人消費が占めており、この個人消費の先行指標が所得なのだ。

 

そうだ。米国経済はこれから再加速する可能性が高いと見ていいだろう。

 

でも、これだけ強い回復を示す米国ですら物価がなかなか上がらない。

 

あら不思議?

 

この問いが解ける投資家は経済の本質の一面が見えていると言っていいだろう。

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