ポケモンGOで急騰の任天堂株は買いか?売りか?

ポケモンGOを材料に超割高な水準まで任天堂が買われている理由はこれまで2回に渡って説明してきた。

 

では、買われる理由はわかったが、今の任天堂株は買いなのか?売りなのか?どっちなんだだ!?って問合せをいくつか頂いたので私の見解をお示ししましょう。

 

まず、ポケモンGOの今のフィーバーぶりは、過去の人気ゲームソフトのモンストやパズドラなどとはレベルが違うでしょう。

 

パズドラなどは単なる一過性のブームだろうが、ポケモンGOは社会的なインパクトが相当ありそうなことはニュースを見ていても理解できるのではないか。

 

そう、ポケモンGOは単なる人気ソフトのヒットといったレベルではなく、これまでのゲームの概念を一新しパラダイムシフトが起こしたと言っていいでしょう。

 

つまり、これまでのゲームの概念の直線上でのバージョンアップではなく、その直線上にはない新たな世界を作り上げたのです。

 

ゲームは家の中で籠ってするものとの定説を外でゲームする楽しさを実現する世界を作り上げてしまった。

 

そして、もっと重要なポイントが日常の中にポケモンGOを浸透させてしまう仕組みを作り上げたことだ。

 

電車の中、喫茶店、街中で良く見かける光景とは?

 

そう、誰もかれもがスマホをいじくっているでしょう。

 

スマホを常にいじっている彼ら彼女らが何をしているか?

 

そう、ゲームやユーチューブやSNSで面白動画ナウだとかやっていることだろう。

 

つまり、ポケモンGOはゲームのパラダイムシフトを実現させ日常のこのスキマ時間に一気に食い込むゲームを投入したのだ。

 

そして、今後ポケモンGOはその店でしかゲットできないレアポケモンを設定したりだとか、様々なビジネスへ発展していくポテンシャルを秘めていると言っていいだろう。

 

そう、ポケモンGOは単なるブームではなくゲームのパラダイムシフトを発生させたことで多大な社会的なインパクトが期待できるだろう。

 

とうはいへ、収益への寄与度が現在のビジネスモデルでは限定的ではあるのだが。

 

では、既にPER90倍を超える水準まで買われている任天堂は買いなのか?

 

投資家の視点からいへば敢えて買う必要はないだろう。

 

投資は安く買って高く売るのがシンプルな原理原則だ。

 

かつてのITバブルの光通信など株価の値上がり益だけを狙ったディーリングで超割高な水準で掴み、その後にそれまでの期待が維持できず急落すれば投資資金を回収することはかなり難しくなるだろう。

 

本来の投資はまだ評価が十分されていない割安でかつキャッシュ創造力がある銘柄に投資することがキモだが、この大切さを本当に理解している投資家は実は少ないのだ。

 

なぜ、割安株投資を過去の多くの偉大な投資家が推奨しているのかわかるだろうか?

 

割安ならば、下値リスクも小さい上に、割安が解消されると大きな値上がり益が享受できるといったいいことばかりだから。

 

しかも、仮に株価が下落しても安定的なキャッシュフローによる配当があるため、その配当により投資回収できる可能性が高くなるのだ。

 

確かに任天堂のポケモンGOの社会的インパクトは今後さらに増大するポテンシャルは私もあると感じている。(これが収益に結びつくかは未知数だが)

 

しかし、割安な銘柄がごろごろ転がっている今の日本株で、わざわざ超割高な任天堂株に飛びつく様な投資行動は賢明な投資家ならば行なわないだろう。

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