ヘッジファンド苦境のそのわけとは?

ヘッジファンドからの資金流出が加速しているようだ。

 

7月はヘッジファンド業界全体から252億ドルの資金が流出し、これは2009年以来の高い水準となっている。

 

なぜ、ヘッジファンドから大量に資金が流出しているかわかるだろうか?

 

簡単だ。

 

そう、運用が下手でパフォーマンスが低迷しているからである。

 

業界関係者に聞いて見ても特に今年のヘッジファンドのパフォーマンスは全滅に近いようだ。

 

ヘッジファンドって聞くと、何だか世間一般には得体のしれない凄い奴らが荒稼ぎしているってイメージがあるのではないだろうか?

 

確かに、一昔前はそうであった。

 

クオンタムファンドのジョージ・ソロス、市場に負けて退場したがタイガーファンドのジュリアン・ロバートソン、現役最強どころでは、ブリッジウォーターのレイ・ダリオなどは本当に凄い奴だろう。

 

しかし、現在はヘッジファンドというかヘボファンドと言った方がふさわしいヘッジファンドマネージャーが溢れているのも事実である。

 

そういへば、誰が言ったか忘れたが著名なヘッジファンドマネージャーが今のヘッジファンド業界のレベル低下を嘆いていた。

 

では、なぜこれだけ才能のない人間がヘッジファンドを立ち上げられるのか?

 

それは、マネーが溢れているからだ。

 

そう、2000年代は低インフレの経済が長らく続き、金融緩和が常態化していた。

 

低インフレとは株を中心としたリスク資産の上昇が弱いことと同義である。

 

そうなると市場以上のパフォーマンスを求めたマネーがヘッジファンを求め、しかもマネーが溢れていたからあまり才能がなくともヘッジファンドを立ち上げることが容易であったのだ。

 

日本でもサブプライム危機発生前までは、和製ヘッジファンドが雨後の竹の子の様に発生していた。

 

そのほとんどは今はもう退場してしまったが・・・

 

しかし、彼らヘッジファンドのマネーはリスクをとるため、市場が危機の時など売り買いが薄い時に勝負をかけるため市場を動かすパワーを持っているのだ。

 

しかもタチが悪いことに、3流だからその予測が間違っている。

 

そう、間違った方向にマーケットはとりあへずは動くことになるのだ。

 

しかし、その間違いは時間が経てば明らかとなり修正される。

 

そして、多くのヘッジファンドのパフォーマンスがさえないのである。

 

以下のグラフを見てどう感じる?

 

この先物は殆どが投機マネーだ。そうヘッジファンドと考えていいだろう。

 

これだけ大量に円ロングとなっているが・・・

 

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この円ロングの根拠がわかれば、今後は円ショートへ変化することが理解できるだろう。

 

 

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