パラダイムシフトの予兆を感じているか?

殆どの投資家はここから日本株は上がらないと思っているようだ。

 

特に個人投資家は14か月連続売り越しており、10月は5000億円近く売っている。

 

信託銀行も2ヶ月連続の売り越しだ。

 

信託銀行の売買は年金投資家だから国内の機関投資家(一応プロ)も日本株には弱気のスタンスであるようだ。

 

一方で、この10月に大幅に日本株を買い越している主体がいる。

 

そう、外国人投資家である。

 

彼ら外人は10月に現物と先物を合わせると1兆円程度日本株を買い越している。

 

日本株の売買代金で外国人投資家のシェアは70%程度に達する。

 

つまり、相場のトレンドを作るのは彼ら海外投資家なのだ。

 

もちろん、日本経済、株式市場の方向性の読みがいつも外国人投資家が正しいというわけではない。

 

しかし、今回も外国人投資家に分があることが様々な指標が示しているのである。

 

日本株を売りまくっている大半の個人投資家とその買いを根こそぎ買っている外国人投資家はお互いに何を見ているのか?

 

大半の個人投資家が見ているものは簡単にわかる。

 

そう、メディアだ。

 

経済紙で見聞きする著名エコノミストや経済学者の話を鵜呑みにして投資判断しているのだろう。

 

しかし、これでは投資で勝つことは不可能だ。

 

新聞、雑誌、テレビなどメディアは大衆を惹きつける話題を演出する事が至上命題であり、真実の解明など5の次とういうことを理解しなければならない。

 

6/23の英国のブリグジットでもメディアは散々懸念を煽っていたが、実際に株式市場はまさにそこが底であった。

 

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賢明な投資家は現実の状況から未来の展開を予想し動いているのである。

 

その場その場の雰囲気で何となくトレードしていたら、葱を背負ったカモとなってしまうのだ。

 

では、そろそろ本題に入ろう。

 

なぜ、一部の海外投資家は日本株を10月に1兆円も買っているのか?

 

そう、一部の本物の投資家たちは社会・経済の変化を感じとっているのだ。

 

だから、マーケットの方向性も理解できるのである。

 

三流チャーティストは、トレンドラインや移動平均線や騰落率だとかで売買するが、それだけでは全く意味がなく、騙しのサインに必ず引っかかりトータルでは散々な結果に終わるのがオチである。

 

チャートは投資家心理の記録であり、人間の本質はいつの時代も変わらないから統計学的には意味のある指標である。

 

しかし、それはその時の時代背景を踏まえ、どんな社会状況でどんな政治でどんな政策が行われたいた結果なのかを理解していなければチャートを使う意味はないだろう。

 

歴史は繰り返すとは世界の真理だろう。

 

しかし単純には繰り返さない

 

ヘーゲルの弁証法であるように螺旋階段の様に世界は発展していくのだ。

 

つまり、上から見れば同じところをグルグル回っているように見えるが、横から見れば一段上がっている

 

そう、違うステージ、違う顔で歴史は繰り返すのである。

 

人間の細胞も常に一定の範囲内で揺らいでおり、疲れたら寝るといったようにどちらかに振れ過ぎるとその反動が起こるのである。

 

このように、世の中は常に揺らぎ一定の範囲を超えるとその反動が起こり、その繰り返しなのだ。

 

しかし、最も重要で最も困難なのがいつその反動が起こるのか?いつ転換するかだ

 

では、今、世界で大きな問題となっているものは何かわかるだろうか?

 

社会に少しでも関心がある方ならすぐに思いつくはずだ。

 

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そう、格差だ!

 

所得格差、経済格差の解消が世界の近々の課題となっている。

 

なぜ、格差をある程度解消する必要があるのかわかるだろうか?

 

それは、格差が拡大しすぎると社会が不安定になるかだ。

 

これも今の世界を見渡せばすぐに理解できるはずだ。

 

ISの台頭、欧米でのテロ多発、英国のEU離脱、トランプ大統領候補の躍進、フィリピンのドゥテルテ大統領の誕生などは格差拡大の社会不安が極度に高まった成れの果てなのだ。

 

なぜ、所得格差が拡大すれば社会不安になるかは理解できるだろう。

 

1%の勝ち組と99%の負け組といった言葉を聞いた事があるだろう。

 

そう、格差の上の極は常に少数で下の極は大多数となるのだ。

 

そして、格差が拡大すればするほど、下の極が増加することとなる。

 

これが、いわゆる中間層の崩壊だ。

 

しかし、どんだけ金があっても一人の人間が食べる量は限界があるし、テレビも何十台も買わない。

 

つまり、格差拡大し中間層が崩壊すれば消費が低迷し経済も低迷し、人民の不満も高まり社会不安が高まるのである。

 

だから、今は世界中がこの修正に動いているのだ。

 

トマ・ピケティの21世紀の資本が世界中でベストセラーになったのも偶然ではない。

 

格差拡大が問題であり身近な事だと無意識に感じ取っているからだろう。

 

では、格差はどうすれば縮小するのか?

 

それは、経済回復なのである。

 

しかも、高い経済成長率が必要なのだ。

 

トマ・ピケティがデータで証明したが、経済が低迷すればするほど格差は拡大するのだ。

 

なぜか?

 

私達一般ピープルは資産が少ないことから所得を得る手段が労働しかないのである。

 

金持ち父さんの様に不動産や株の配当で食べていける富裕層はごく少数だ。

 

そう、経済低迷で所得を得る唯一の労働という手段が奪われたりすれば、一直線に下流行きだ

 

一方で金持ち父さんは、不景気で割安になった株や不動産を買い漁る

 

そして、不景気が続けばいずれ政府が経済対策を行うから、金持ち父さんはますます金持ちになるということだ。

 

しかし、この金持ちが勝つサイクルも極限まで来てしまった

 

だから、今はこの反動が起こっており転換点にきている。

 

富裕層への増税の流れや、パナマ文書で超富裕層が暴露されたりしているのも時代の流れを一局面であろう。

 

社会は人間らしくいきるために様々な規制や法律があり、私たちはその中で生きている。

 

それが無ければ原始時代に戻り、生物的には自由だが凄惨な出来事が頻発するだろう。

 

そう、私たちは失敗から学び今の社会を作っていっている。

 

資本主義もそうだ

 

自由にしすぎると、超格差が生まれ上手く機能しなくなる

 

だから、今は世界中で政府や日銀が社会やマーケットに介入してきているではないか。

 

経済を良くし格差を縮小させ社会を安定させるためにね

 

この大転換の予兆に気づいている投資家は株を買っている。

 

米国株もなんやかんやで史上最高値を維持しているだろう。

 

だが、最も投資妙味があるのは日本株だろう。

 

今日は少し抽象的な話になってしまったが、次回はなぜ日本株が買いなのかを具体的に検証してみる。

 

ベアETFを買っている投資家さんにはぜひ見て頂きたい^^

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