トランプ相場はいつまで続くのか?

トランプ大統領選勝利以降、株高・ドル高が加速している。
これを単なるブームだとか、実体のないバブルだとか思っていると投資家としては致命的になるだろう。

 

実際に上昇率の高い銀行株を売って、次に何を買おうかと頭を悩ませている個人投資家もいるようだが、全く今後の相場シナリオを理解できていないとしか言えないだろう。

 

まぁ、これは個人投資家に限ったことではなくプロと言われるファンドマネージャーの殆ども似たり寄ったりだ。

 

だから、市場平均であるTOPIXに勝つことを目指すアクティブファンドはボロボロだ。

 

高いコストを払って市場平均以下の結果しかだせないならコストの安いパッシブファンドを買った方が賢明なことは昔から言われている永遠のテーマなのだが、残念ながらどちらに分があるかは歴史が証明している。

 

本当に優秀な投資家はごくごく少数なのだ。

 

株が上がり出すと著名学者や金融関係者やメディアでよく聞くフレーズがある。

 

「実体がない」「所詮バブルだろ」「期待だけだ」などなど

 

これらは投資の本質を全く捉えてないと言わざるを得ないのがお解りになるだろうか?

 

そもそも投資とは期待で買うものだからである。

 

投資格言にもあるだろう。

 

理想を買って、現実を売る」とね。

 

まさに、理想つまりこの銘柄を買ったら上がると期待するから買うのは常識的な感覚であろう。

 

そして、その理想が現実になれば売りが発生しやすいが、更に次の理想(期待)が芽生えれば買いが発生するのである。

 

投資とは上昇相場では理想と現実の∞(無限)ループであり、下落相場はこのループが懸念と現実のループとなるである。

 

では、なぜ今発生しているトランプ相場が買いであり、相場に乗り踊る方が勝てる可能性が高いかわかるだろうか?

 

多くの投資家が理解していないのだが、相場、経済は政治が作るのだ。

 

どうゆうことかわかるだろうか?

 

政治の結果として政策がアウトプットされる。

 

そして、その経済政策こそが私達の経済や社会、強いては相場に最も影響を与えるのだ。

 

まずこの真実を理解できれば今発生しているトランプ相場のインパクトが理解できるのではないか?

 

ソニーがVRの新作発表だとか、任天堂がポケモンGOで復活だとか、そんな一企業の期待相場ではないのである。

 

一国いや世界の経済、社会、相場に影響を与えるのが経済政策であり、それをアウトプットするのが政治なのである。

 

このインパクト理解できているから投資家は株を買っている。

 

そして、最も妙味があるのが日本株だろう。

 

今年に入り外国人投資家は日本株を5兆円売り越していたが、トランプ大統領選勝利以降は1兆円程度買い越している。

 

今の相場のインパクトを理解できない投資家は利益確定し収益チャンスを逃したり、チャートから判断し空売りしている投資家は今

後窮地に追いやられる可能性が高いだろう。

 

確かに、チャートの移動平均線乖離率や騰落率から見れば買われ過ぎの水準だろう。また、理論的だと思い込んでいる投資家はPERから判断すればここからは買うのは危険だ、株価は行き過ぎだと判断する人が多い。

 

しかし、これでは投資で勝組みにはなれない。

 

投資とは今を通して未来をベースに判断しなければならないのだ。

 

PERも移動平均線などチャート分析もこれらは過去のパターンであり、過去の水準を引き延ばしたに過ぎないのだ。

 

今のトランプ相場を過去の延長線上で思考していると後手後手の投資判断になってしまう可能性が高い。

 

既にパラダイムはシフトし、ゲームのルールはチェンジしたのだから。

 

確かにアベノミクスが最高潮の時でも日本株全体のPERは14倍程度であり、まさに今はその水準に入ってきている。

 

では、一旦売りなのか?

 

NO!だ。

 

期待が更に高まれば相場はどうなるか知っているだろうか?

 

そう、バリュエーションが切り上がるのである。

 

PER14倍が15、16と切り上がっていくことになるだろう。

 

そして、その後に企業業績好転など現実の回復が目に見えてくるのだ。

 

こんなことは当然ではないだろうか?

 

今期待で発生している経済現象がタイムリーに会計数値や経済指標に表すことなど無理なのだ。

 

ある一定の期間の統計を集計し発表されるのだから、常に私達が目にする現実は後からやってくることを理解する必要が投資家としては必須だ。

 

しかし、これを理解している投資家は本当にごくごく少数なのだ。

 

そして、この事実を理解していても正しく未来をベースに投資戦略を構築できる投資家もごくごく少数なのだ。

 

なぜか?

 

正しい知識を持っている投資家が圧倒的に少ないことに加え、自分の頭で考える大切さを理解してないことからメディアから垂れ流される俗説に洗脳されてしまっているからだ。

 

少し横道に逸れたが、トランプ相場のインパクトを舐めてはいけない。

 

そして、日本株が最も投資妙味が高いのだ。

 

では、何の銘柄を買えばいいのか?

 

今年の7月以降からバリュー相場が続いていることは相場を良く見ている投資家なら常識だろう。

 

銀行、素材、外需セクターなどバリュー株、シクリカル株買いの、医薬とか食品とかディフェンシブ株、内需株売りである。

 

そして、トランプ相場が発生してから更にバリュー相場が強化されている。

 

だから、最も上昇率が高い万年バリュー株の銀行株を売ってディフェンシブ株を買いたい衝動に駆られる投資家も多いようだ。

 

しかし、バリュー株の逆襲は実はこれからと思った方がいいだろう。

 

そして、その主役はやはり銀行株となりそうだ。

 

日本株が投資魅力が高く、その中でも銀行株がエースであるのか、少し考えて頂きたい。

( ⇒ ⇒ トランプ大統領で日本への影響は?

 

では、また!

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