トランプ相場いつまで?買いか売りか株価暴落か?

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

 

さて、新年早々、多くの投資家や市場関係者の懸念とは裏腹に日経平均株価は大発会で400円以上の上昇となった。

 

1月5日にはドル建て日経平均株価は一時169ドルを超え上昇したが、実はこれは2015年4月高値を上回りITバブル時の2000年5月以来の16年7か月ぶりの高値を付けたのである。

 

この意味は大きい事を理解した方がいいだろう。

 

長らく跳ね返されてきた上値を一時的でもブレイクした。

 

次は、日経平均株価はITバブルの高値の200ドルを目指す動きとなる可能性が高い。

 

昨年は大発会で日経平均株価は400円以上下げ、1月だけで2,000円以上下落したことから、今年も昨年同様に年末高値で年明け以降の株価急落を予測している投資家は多いようだが、恐らくその読みは大きく外れる可能性が高そうだ。

 

特に今の上昇相場で一貫して日本株を売り越している個人投資家や、内外株式に強気になれない国内の機関投資家は、なぜ今の上昇相場に乗れないのか?一体何を懸念しているのかを整理してみる。

 

基本的に個人投資家は逆張り投資家という特性が昔からあるが、それは単に値動きを見てトレードしているに過ぎない。

 

移動平均線からの乖離や騰落レシオといったテクニカル指標をベースに考え、買われ過ぎだろ?といった視野の狭い表面的な判断しかできないから、今のメガトレンドを理解できず乗れないのだ。

 

ボックス相場であれば過去の延長線上のパターンを利用したテクニカルドレードも一定の成果を出すこともあるが、マーケットがこれまで水準から脱し新たなステージへ移行する局面では全く機能しないのである。

 

そう、今のトランプ相場で株を変えない投資家は今の株価水準が高すぎると思っている。

 

そして、トランプ相場の持続性にも懐疑の目で見ているのだ。

 

確かに、メディアで報道されるトランプ大統領の発言を聞いていると、これからの世界がどうなるのか不安や懸念などネガティブなイメージを抱いてしまうのは仕方ないかもしれない。

 

アメリカ第一主義、保守主義、移民排斥、差別主義、ポピュリズムなどドナルドトランプ大統領の発言からは今後の世界が混乱するイメージを抱いてしまうキーワードが多数存在する。

 

私もトランプ次期大統領は単なるヤバいファシスト的な人物だと大統領選までは思っていた。

 

しかし、大統領選勝利後のトランプ氏の発言やこれまでの主張を私なりに分析してみると、恐らく世界で懸念されているヤバい人物ではなさそうだ

 

トランプ次期大統領は、自認してる通り彼の発言はディール(取引)が含まれている。

 

そう、ドナルドトランプは政治家ではなく不動産王まで上りつめた一流のビジネスマンなのだ。

 

単なる過激なバカがまぐれと運だけで数々のシンボルタワーを所有する不動産王になれるわけがないことは理解できるだろう。

 

恐らくドナルド・トランプ次期大統領は人心掌握も大衆操作も利を得る戦略にも長けている一流のビジネスマンである可能性が非常に高い。

 

トランプ氏は特に大統領選までは暴言王と言われ吠えまくっていたが、実際にはそれ程噛みつくことはなさそうである。

 

最近でもトヨタ自動車が、メキシコに工場を建設する計画を進めていることをめぐり、ツイッターへの書き込みにて、アメリカ国内で生産しなければ、高い関税を払うよう強く求めるなど保守主義的な発言を行い、世界中の人が不安になっている。

 

あ~、トランプ次期大統領の悪い面が出てきたぁぁ~、これからの世界経済が心配だぁぁ~~と、株は今の内に売っておけぇぇ~、と不安になっている人は多いのではないか。

 

しかし、過度に心配する必要はなく、日米の株、特に日本株買いの魅力が高い事には変化はないと考えている。

 

投資で勝者になるには定性分析が重要であるが、これは非常に難しく精度高く実行できる投資家は少数だ。

 

だから、投資の勝ち組も少数なのだが。

 

では、株価の方向性は何で決まるか?

 

そう、経済状態

 

その経済状態に最も影響を最も与えるものは?

 

経済政策

 

これは、近年日本でも安倍政権になって日銀の体制も変わり一気に経済政策が180度変化したことからも理解できるだろう。

 

そして、この経済政策の内容を決めるものは?

 

政治である。

 

そう、政治こそが経済政策の内容を決め、その結果として相場が形成されるのだが、この重要な視点を理解していない投資家はあまりに多い

 

そして、政治を左右するのは人である。

 

つまり、政治を運営するキーマンがどんな人物であるかを、心理学、哲学、行動経済学、ゲーム理論など様々な知識を動員して分析することは非常に大切なポイントなのだ。

 

繰り返し言うが、トランプ次期大統領は一流のビジネスマンであり彼の発言はディールが含まれている。

 

米国第一主義をベースに考えると保守主義、反グローバリズムは理にかなわないのである。

 

なぜならば、過度な保守主義、反グローバリズムは米国の利益にならないことくらいは既に歴史が証明しており、一流のビジネスマンのトランプ氏が理解していない可能性は非常に低い。

 

しかし、トランプ氏の過激な発言に惑わされ思考がフリーズする投資家は多いだろうが、ディールであることを理解する必要がある。

 

トランプ氏は一代で不動産王に上りつめる程の一流のビジネスマンだ。

 

ビジネスマンなら常識だが、相手との交渉の際には自分の利益を最大化するためにブラフ(はったり)を当たり前の様に使うだろう。

 

ファーストコンタクトは強気で挑み、そこから落としどころを探るのはビジネスでは当たり前だ。

 

しかもトランプ氏はそこらへんの三流のビジネスマンではないため、彼の交渉術は我々一般レベルでは理解し難く、不安や懸念を生み出してしまうのであろう。

 

しかし、トランプ氏は一流のビジネスマンだとすれば利益に適わないことはするはずはない。

 

えっ?

 

でも、米国にとっての利益だから我々日本人や他国にとっては良くないのでは?と思っている人は案外多い。

 

しかし、そもそも米国第一主義は今に始まったことか?

 

そう、遥か昔から米国はアメリカファーストなのであって、トランプ氏は改めてそれを声高に叫んでるだけなのだ。

 

そして、米国第一主義の一丁目一番地は経済回復であることは間違いないのだ。

 

つまり、米国経済を強化するためには米国の輸出も伸びる必要があり日本はじめ他国の経済回復は必須の条件なのである。

 

そう、トランプ次期大統領は世界経済を暗黒世界へ貶める大魔王ではなく、混乱と分断に陥っている今の世界を新世界へシフトさせる創造的破壊者となる可能性が高そうだ。

 

では、今のトランプ相場はいつまで続くのか?

 

1月20日の大統領就任の日までが当面の売り場だと考えている投資家が多く、ここから更に上昇する伸びシロは大きくはなく、ブラックスワンが現れるとかトランプ相場が暴落する懸念も一部では考えているようだ。

 

もちろん相場は一本調子では上昇しない。

 

上昇と下落を繰り返すし、しかも今はコンピューター売買が盛んな事からフラッシュクラッシュが発生する可能性もある。

 

しかし、仮に大きく下落する局面が発生すれば、そこは絶好の仕込場だと現時点では考えている。

 

なぜそう考えられるのか?

 

1月20日のトランプ大統領就任以降にブラックスワンが現れ株価が暴落するとか、トランプ相場が終わると考える投資家のベースには、トランプ大統領が掲げる経済政策が縮小せざるを得ない状況に陥るリスクがあるといった考えがある

 

しかし、10年で1兆ドルのインフラ投資などトランプノミクスが縮小するのは当然だ!

 

そんなことは、今日本株を根こそぎ買っている外国人投資家は百も承知だろう。

 

何度も言うが、トランプ氏は一流のビジネスマンであり彼の発言はディールであって交渉なのだ。

 

ディールは強気に出てから落としどころを交渉で探るのはビジネスでは当たり前ではないか?

 

トランプ相場は期待感で上がっているだけで、トランプミクスは共和党の主流派に反対され縮小し、期待が剥落して株価は暴落すると思って弱気になっているのは国内の個人投資家と機関投資家だけだ。

 

外国人投資家は日本の投資家の売りを根こそぎ買いまくっている。

 

日本株をショートしていたり、買い場を待っている投資家は、なぜ、外国人投資家が日本株を買いまくっているのかをもう一度考えてみる価値は大いにあるだろう。

 

年初に毎年今年の株価予測が新聞に掲載されるが、殆ど当たらない事は有名だ。

 

今年2017年のエコノミストの日経平均株価予測は21,000円が平均ゾーンとのこと。

 

しかし、この予測も外れる可能性が高そうである。

 

そう、今年はもっと上にいく可能性が高いから・・・?

 

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