この株価急落で笑ってる奴らとは?

今日も派手に株が下がりましたね。昨日の大幅高を消し去って、日経平均は17000円割れて一時昨年の9月の水準まで下落しましたね。

 

テクニカル的には、既に売られすぎです。でも、上がらない。

 

なぜだかわかりますか?

 

前回も指摘しましたが、今の相場は中国をネタに危機を演出して、投資家が様子見を決め込むなか投機が売りを浴びせて稼ぎまくっているのだと想定されます。

 

中国問題を筆頭に、世界景気の回復持続性に確信がもてない投資家が圧倒的に増えているのが容易に理解できます。

 

中国ネタの主軸は?

 

そうです。人民元安ですね。

 

昨年の8月に人民元を切り下げたかと思えば、今年に入り急速な人民元安を食い止めるために人民元買いで外貨準備を大幅に減らすなど、昨年とは真逆の政策ですね。

 

中国当局の政策手腕にマーケットは余計に不安と疑心暗鬼となり、そこに投機家がタイミング良く仕掛けているのです。

 

昨年8月から人民元切り下げ、つまり金融緩和を意味します。

 

今は人民元を買っているのでこれは金融引き締めです。

 

でも、人民元安はとまらないのです。

 

中国当局は何をしたいのか?

 

大体想像はできます。

 

先日の中国製造業PMIは50を割って厳しい状況が1年以上前から続いています。

 

これを支援するのが人民元安による輸出企業の競争力アップです。

 

しかし、今の中国を支えているのが好調な内需であり、これは中国非製造(サービス業)PMIが50を上回っていることからも理解できますね。

 

しかし、過度に人民元安が進行すると輸入物価が上昇し内需に影響しかねないとの懸念があるのでしょう。

 

なんせ、中国は世界の工場から消費大国サービス業への構造変化を推し進めているのですから。

 

こういった中で、中国当局の想定以上のペースで自国通貨が安くなるから、どう対応すべきか迷っているのが、この政策の二転三転の状況からも理解できます。

 

サーキットブレーカー導入したかと思えば、停止したりとなんかもうボロボロな対応ですね。

 

とはいへ、中国はクラッシュはしません。

 

財政余力が半端ないことに加え、先進国みたいに議会でもめたりすることなく、指導者の一声で政策をバンバン発動できるのですから。

 

中国の経済状態と政治的な動向(SDRの構成通貨入り)から見ても、明らかに人民元安の方向なのです。

 

この流れに抗うから投機のチャンスを与え、相場も不安感が晴れないのです。

 

リーマンショックの後も恐ろしいほどのV字回復をしましたね。

 

そうなのです。

 

正しい政策を発動すれば株価なんて恐ろしいほどV字で戻ります。

 

中国はまだ煮え切らない半端な政策対応をしていますが、買い支えを止めるとすれば投機チャンスもなくなり、金融緩和効果から中国株も戻り、世界の株式市場も再び息を吹き返すこととなるでしょう。

 

歴史を紐解いても、金融緩和を行っているなかで、相場がクラッシュすることはありません。

 

これから中国は更に人民元安つまり金融緩和の方向です。

 

あっ、もちろんこれまでの様な成長ペースはありません。

 

なんせ、これまで急成長過ぎて公害が発生していますからペースは落とすでしょう。

 

しかし、これは国が政策的に減速させているだけであって景気サイクルの減速ではありません。

 

あくまで国のコントロール下です。

 

この減速に不安を覚える投資家が多い中で、中東問題や米国利上げなど絡めて恐怖を醸成し投機アタックをするってのが近年は多いですね。

 

投資はゼロサム。

 

儲ける奴は少数である事実を理解しましょう。

 

でも、これだけバーゲンセールなんだから、少数の一流投資家は間違いなく次の展開が見えているから、買い漁っていることでしょう。

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