投資は戦争だ!戦略なき者は死あるのみ

ストラテジー(戦略)、タクティカル(戦術)、レパトリ(本国送還)、出口戦略(撤退作戦)、通貨戦争など、投資には軍事用語が多く使われていますね。

 

投資はマネーウォーズとも言われたりもしますが、これは戦に通ずるものがあるからなのです。

 

戦地に赴くとき丸腰で戦略も立てずに行き当たりばったりで戦う愚かな国はありますか?

 

ほぼないでしょう。

 

でも、株式投資でもそうですが、何の戦略も立てずに思いつきとその時の感情に左右されている投資家が殆どと言っても言い過ぎではない様に思います。

 

恐らく、戦略の意味がいまいち理解できないのと、そもそもその必要性すら認識してないのでしょう。

 

軍師たる投資家は、自らの資金(兵隊)を敵の陣形(他の投資家のポジション)、地形(市場)、天候(時期)、戦局(需給)など相場の流れ(景気)を大局的に把握し、ポートフォリオを構築しなければならないのです。

 

相場の流れ(景気)を読み、敵の陣形(ポジション)も把握できれば、自分に有利なポジショニングがとりやすくなるのは理解でるでしょう。

 

これは、投資だけでなく、ビジネス、人生全般においても同じです。

 

要は、ちょっと先の未来予測です。

 

少し先の未来を予測できれば、何ができるか?

 

そうです。備え、前もって準備ができるのです。

 

投資家でもビジネスマンでも成功している人は自分の戦っているフィールドの少し先の未来予測に長けている人なのです。

 

マケドニアのアレクサンダー大王は3万6000で20万のペルシャ軍を、ローマのユリウス・カエサルは5万で35万のガリア軍を、織田信長は4000で2万5000の今川勢を撃破し、楠木正成はわずか500で鎌倉幕府軍20万を手玉に取ったのです。

 

こうやって歴史を見ると凄いでしょ?

 

兵隊(資金)の多い少ないは、戦争(投資)の勝ち負けを決める多くの要素のうちの一つでしかないのです。

 

有能な軍師(投資家)は兵力(資金力)以外の「勝てる要素」をいくつも見つけ出し、それを徹底的に活用しているのです。

 

相場を力技で動かすソブリンファンドや大手年金基金、ヘッジファンドも存在しますが、個人投資家の小資金で彼等を手玉に取り打ち破ることも余裕で可能なのです。

 

名軍師となり戦略をたてれば、小さな資金で大きな資金を打ち破る(後追いさせる)事もできるのです。

 

年明け以降もそうですが、日本株、中国株、米国株などかなりボラティリティが高く、恐怖を感じている投資家も少なくないでしょう。

 

かなり世界的に急落してますが、投資はゼロサムですので、儲けている投資家は存在します。

 

少数の短期投機家と一流投資家は戦局を読みタイミング良く仕掛けているでしょう。

 

戦局とは、陳腐な投資家が何に反応するか、そのためにどこで仕掛けるかを心得ているからこそ流れを作れるんです。

 

投機家や一流投資家とはいへ、マーケット全体からすれば彼らの資金量は微々たるものです。それでも少数の勝ち組になれるのは、戦局を読み流れを作れるタイミングで仕掛けているのです。

 

一例をあげると、イブニングセッション(夜間取引)で日経平均先物を売り崩し、それが翌日の現物市場に影響(鞘寄せし下落)します。

 

実は、イブニングセッションは売買代金の7割程度は外国人投資家といわれており、まさに青目の独断場のため、小資金で値を動かせるのです。そして、翌日、大量の資金を動かす(追随させる)ことになるのです。

 

日中取引ならば、先物で売り崩しても現物市場との比較で割安感から先物が買い戻されたりと、思うように値を崩せないので、夜間取引の海外投資家の独断場の先物で余裕で鼻歌交じりで売り崩すのです。

 

そして、翌日の現物市場は、マーケット参加者の大半は群衆なので、正しい現状分析はできず、恐怖と不安に飲み込まれるので、買い手不在のなか売り崩せるのです。

 

まさに、お見事!ですね。

 

なんで、一部の有能な投機家や投資家はこんなことができるのでしょうか?

 

それは、投資対象とするその国の投資家の特徴やマーケット構造を熟知しているからこそ絶妙のタイミングで仕掛けることができるのです。

 

このように、小資金でも戦局を読み、タイミングを間違わなければ、大軍を動かし(提灯をつけさせ)高いパフォーマンスを上げることは可能なのです。

 

名軍師とならなければ、いつもでも大きな資金のうねりに翻弄され続けることになるでしょう・・・・

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