個人投資家の最強戦略~その弐~

プロに勝てる絶対領域で戦え!

多くの個人投資は何を投資判断の拠り所としているのでしょうか?

それは、「値動き」と「値頃感」でしょう。

うわ~、ごっつい下げてるよ!ヤバそうだ早く売らないととか、

おお~、すげぇー上昇だ!早く買わないと乗り遅れるぞといった、

まさに「値動き」が投資判断に大きく影響を与えているのです。

もしくは、

あの株価が高くて買えなかった株がこれだけ下がったんだから買いだな!とか、

うぉ~、これだけ上がったたら売りだな、といった水準いわゆる「値頃感」も投資判断に多大な影響を与えているでしょう。

まさにこれは大衆心理であり、目の前の上辺の現象しか見ていない、というか見えていないといった方がよいでしょう。

目の前の現象を正しく認識できないのだから、次にどんな変化が起こるか予測などできるはずもありません。

だから、これでは投資では勝てるわけがないのです。

過去の株式市場の投資家売買別動向を見ても一目瞭然ですが、株価の底値で買って高値で売っているのが外国人投資家で、その逆が日本の個人投資家なのです。

 

何でいつも高値掴みしてしまうのだろうか?

 

よくこんな話を聞きませんか?

「買ったら下がるし、売ったら上がる、株ってそんなもんだよ」と。

まさに、これは個人投資家の真理を突いた実体でしょう^^

では、一部の優秀な外国人投資家は、なぜ個人投資家とは逆に、買ったら上り、売ったら下がるといった投資が可能なのでしょう?

ヘッジファンドの大御所ってジョージソロスをはじめ、マクロ系のファンドが多いですが、これは偶然ではなく必然なのです。

そうなのです。

経済環境の変化を示すマクロ分析に長けている投資家が投資では圧倒的有利な証左だと言えるでしょう。

 

何だ?マクロスって??

 

いやいやマクロス(昔のアニメ)じゃなくて、マクロ指標とは、国民所得、失業率、物価上昇率、経済成長率、国際収支といった一国の経済状態を示す統計指標です。

この一国に経済状態を把握することがどれだけ投資に有利となるかイメージできますか?

その国の景気が良ければ企業の業績も良くなるのは当たり前ですよね。

そうなのです、企業業績の変化も景気次第、つまり経済状態によって変化するといった当たり前のことなのです。

もちろん、その企業の商品と競合との優位性といったミクロ分析も大切ですが、もっともダイレクトにしかも幅広く企業に影響を与える経済状態の把握することの方が投資では圧倒的に重要なのです。

 

何に注目すれば一歩先の相場が見えるの?

 

一国の経済に最も影響を与える要因って何かわかりますか?

そう、経済政策!

日本の有名な相場格言でも「政策に売りなし」ってありますが、まさに真実を捉えた名言ですね。

政策こそが好景気も不況もバブルも危機も生み出す最大要素なのです。

でも、こんな事は誰でも知識として持つことは可能です。

最も重要で困難なのが、この経済政策が相場・経済にどんなインパクトを与えるかを正しく分析することなのです。

しかし、これができる投資家は稀です。

しかも、驚くべきことに、特に日本ではプロの金融の世界であってもこのマクロ分析を軽視した運用が散見されるのです。

だから、経済政策のインパクトを正しく理解できない多くの投資家はカモられるのです。

 

個人がプロより有利な立場にいるだって?

 

多くの運用機関が大したパフォーマンスを上げれない理由とは何でしょうか?

その運用者の能力の問題もありますが、プロには運用するにあたり大きな足枷が存在するのです。

それが、短期間で他よりも高い運用実績を出す必要があるのです。

そう、プロの運用世界ではパフォーマンス競争が激化しており、まさにマネー争奪戦の仁義なき戦いが繰り広げられているのです。

特にヘッジファンドはコストも高いことから1年程度の運用で他のファンドとの相対比較で見劣りすれば解約される事はザラにあります。

だから、ファンドマネジャーは1年程度の短期のパフォーマンスを意識した運用をせざるを得ないのが現状なのです。

一方で個人投資家はどうでしょうか?

1年後の運用決算期を目指して高いパフォーマンスを狙う必要性はないですよね。

運用本来の長期投資のスタンスで挑む事で、プロの運用者に対して大きなアドバンテージがとれるのです。

これこそが、個人投資家の絶対優位の投資戦略でしょう!

ウォーレン・バフェット氏のような偉大な投資家は長期投資の理念が出資者に理解されているので、短期のパフォーマンス競争に巻き込まれるこはないですが、そんなファンドマネージャーは他には殆ど存在しません。

では、個人投資家は、この長期投資の視点をどう活かせばよいのでしょうか?

それは、バーゲンハンティング戦略!です。

投資の神髄は安く買って高く売るといった非常にシンプルなものです。

世間一般的に言えば、ウォーレン・バフェットや、バフェットの師のベンジャミン グレアムが世に広めた割安株投資バリュー投資です。

外資系のアナリストレポートで良く見かけるのがこの銘柄には「カタリスト」がないからレーティングは中立という見解です。

カタリストというのは株が上昇するきっかけ、イベントという意味です。

つまり、多くのアナリストはいくら割安であっても短期で上がる見込ない銘柄は、買い推奨しないし、仮にしたとしても、ファンドマネジャーに見向きもされないのが現実なのです。

特にヘッジファンドのファンドマネージャーは、事あるごとに、New Idea?と聞いてくる程、鬱陶しい存在であり、短期で上がる銘柄を必死探しているのです。(そんな短期材料が毎日あるわけねぇーだろ!)

このように短期的視点で運用しなければならない制約が運用のプロの世界には存在するのです。

だからこそ、個人投資家は大きな経済の流れを捉え、その中で割安に放置されている銘柄を発掘しバーゲンハンティングができるのです。

そう、まさに「仕込み」です。

そして、大きな経済の変化が顕在化し割安株銘柄の修正局面になってくれば、短期視点の運用機関もこぞって買いにくることになるのです。

その銘柄のカタリストが近づいてくれば、アナリストも買い推奨へレーティングを引き上げることから、プロだけでなく個人投資家やデイトレーダーといった大衆投資家の買いも期待できるでしょう。

個人投資家は、値動きの軽い材料株や仕手株で短期勝負をしがちですが、これは出来るだけ止めた方がいいでしょう。

短期的視点での材料株勝負ではプロに対しては分が悪すぎるのです。

なぜならば、プロの運用担当者は企業に直接取材もできるので、個人に対し絶対優位の位置にいるのですから。

ならば、わざわざ個人投資家に不利な短期勝負をする必要はなく、あくまで経済の大きな流れを分析し、「長期投資」を前提とした「割安株投資」、「バリュー投資」に徹する事こそが、個人投資家が採るべき絶対優位の投資戦略であり、大きなリターンをもたらす戦略だと考えます。

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